マレーシアで日本語が通じる病院を紹介!病院の種類や医療事情も解説

マレーシアで日本語が通じる病院を紹介!病院の種類や医療事情も解説

子供の教育のため、海外移住を考える方は少なくなく、近年ではマレーシアが教育移住先の国として人気があります。

子供と過ごす中で、知っておきたいのが病院や小児科の情報です。

子供はよく風邪をひいたり、突発的に熱を出すことってよくありますよね。

教育移住でマレーシアに移住を検討する際、海外の生活で怪我をしたときや病気になったときなど、日本人は病院にかかることができるのか、心配になります。

英語で症状の説明ができるのか、どこの病院に行けばよいのか、悩んでしまう方も少なくありません。

また、日本では医療費は3割負担ですが、海外での病院受診の医療費は一体どのくらいかかるのか、心配ですよね。

もしもの時に悩まないよう、移住前に現地の病院を知っておくことは大切です。

この記事では、マレーシアの医療水準や医療費、現地の病院について解説していきます。

マレーシアへお子さまと教育移住などを考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!

マレーシアの病院は日本人でも安心して通える

マレーシアの国旗と医療器具

マレーシアは医療も観光業の一環と考えており、海外からの旅行客の患者も受け入れている国です。

マレーシアの病院は、公立レベルの病院でも高水準の治療を受けることができ、日本人でも安心して通うことができます。

それでは、マレーシアの病院について詳しくみていきましょう。

マレーシアには日本語が通じる病院・小児科もある

マレーシアで病院にかかることになったとき、心配なのが言語です。

症状などをうまく英語で伝えることができるのか不安に思う方もいるかと思いますが、マレーシアの病院には日本語が通じる医師、看護師がいるクリニックや、日本語通訳が可能なところもあります。

主に日本語通訳対応可能なスタッフや日本語の理解ができるスタッフがいるのは私立の病院です。

国立公病院、クリニックに比べると、費用は高くつきますが、専門医がいることと日本語が通じるということから、私立の病院を利用する日本人は多いです。

緊急時に日本語が通じる病院が近くにあれば、子供のけがや病気など、万が一の際にも安心して通うこともできますね。

マレーシアの病院・小児科は先進国と同レベル

マレーシアの政府は、移民の増加に伴い、国公立病院の医療水準を上げることに注力しています。

マレーシアの医療事情は、近隣諸国のインドネシア・香港・シンガポールからも注目されており、医師はオーストラリアやアメリカで訓練を積んだ世界基準のレベルを持ち、最先端の設備も整っています。

子供が海外でけがや病気にかかったときは医療レベルなども心配ですが、これほど医療が充実して整っているのであれば、万が一の際にも安心して病院を利用することができますね。

マレーシアの病院の種類と医療費

マレーシアの医者

マレーシアの病院の種類は、「国公立病院」「私立総合病院」「クリニック」の3つに分けられます。

ここでは、マレーシアの病院の種類や病院ごとの医療費・特徴などをご紹介します。

順にみていきましょう。

マレーシアの国公立病院

国公立病院は国や州が運営しており、地元の方はもちろん、外国の患者にも医療サービスを提供しています。

公用語は主にマレー語ですが、国公立病院では英語を話せる医師は多くいるため、英語を話せる場合はコミュニケーションに困ることはなさそうです。

国公立病院は、地元の利用者が多いため、予約が取りづらく、待ち時間が長くなってしまうこともあります。

国公立病院の医療費

国公立病院の医療費は、基本的には低い場合が多いです。

しかし、外国の患者に対しては、地元の利用者に比べると医療費が高く設定されることもあります。

マレーシアの私立総合病院

私立総合病院は企業が運営しており、世界水準の最新医療と最新設備が備えられており、専門医療や迅速な治療を受けることができます。

公用語は主に中国語・英語・マレー語ですが、病院によっては日本語が通じる場合もあり、地元の方だけでなく、外国の患者も受け入れています。

病院内はホテルのような病室と料理が提供されているので、快適に過ごすことができ、長期医療にも適した環境です。

病院内のスペースで各医師が各々の医療を提供しているため、診察代が異なります。

また、整理券がもらえるので、いつ呼ばれるのか把握しやすいです。

私立病院の医療費

私立総合病院では、各医師が各々の医療を提供しているため、診察代が異なります。

質の高い医療サービスを受けることができる分、医療費については高めになり、手術や入院となるとさらに医療費は高くなります。

マレーシアのクリニック

クリニックは、ファミリードクター・ジェネラルドクターと呼ばれる一般医が個人経営しているため、街中のあちこちに点在しています。

公用語は、主にマレー語・英語・中国語ですが、病院によって日本語は全く使用できない場合もあります。

クリニックの受診は風邪や軽度・非重度の場合の利用となり、必要な場合は総合病院や専門医を紹介してくれ、クリニックによっては、予防接種・健康診断・血液検査・レントゲン撮影が可能です。

また、専門分野をもつクリニックも多く、皮膚科や小児科のように特化した医療を提供しています。

クリニックの医療費

クリニックは、国公立病院よりも時間的に早く診てもらえる場合が多く、医療費は私立病院よりも手ごろな料金です。

日本では個人の小児科が多いので、自宅のそばの小児科などがあると便利ですよね。

子供の風邪や軽度の怪我など、大きな病院にかかるまでもないときのために、移住先のクリニックをチェックしておくと良いでしょう。

マレーシアの病院・小児科で使える保険制度は?

マレーシアの国旗柄のマスク

マレーシアには国民健康保険のような保険制度はありません。

そのため、長期滞在することを考えると、心配になってしまいますよね。

現地の日本人は私立総合病院を利用する人が多く、手術や入院に備えて医療保険に加入している人も少なくありません。

万が一、大きな怪我や病気で病院に搬送され治療を受けた場合、何百万という高額な医療費を請求されてしまうケースもありますので、保険加入は不可欠です。

マレーシアの医療費は10割負担

日本の医療費は3割負担ですがマレーシアの医療費は10割負担が一般的です。

高額な医療費を請求されると不安に感じる方もいるかもしれませんが、日本とマレーシアは物価が違うため、実際に払う医療費の額は日本とマレーシアでほぼ変わらないので安心してください。

ただし、額が変わらないのは通院レベルまでで、入院となると金額は高くなり、負担が増すので医療保険の加入をしておいた方がおすすめです。

日本のクレジットカードをお持ちの方は、そのカードに付帯されている海外旅行保険も活用できますよ。

条件付きで国民健康保険を活用することもできる

日本に住民票を残したままマレーシアに移住して、マレーシアで治療をした場合、帰国後に申請をすることで、医療費を負担してもらえることもあります。

多くの場合は、日本で受けたケースに当てはめて、保険分を負担してくれますので、所属する自治体に確認すると良いでしょう。

日本の住民票を抜いてマレーシアに移住する場合は、国民健康保険は適用されないので、現地の医療保険に加入して万が一の際に備えておいてください。

マレーシアで日本語が通じる病院3選【小児科】

医者と手を繋ぐ

マレーシアで病院に診察に行った際に、症状などが正しく伝わるか不安に感じてしまう方は多いのではないでしょうか。

しかし、マレーシアには日本語に対応した病院もいくつかあり、旅行や移住中の日本人にとっても安心して利用できる環境が整っています。

いざというときに困らないよう、渡航前に日本語対応の医療機関を確認しておくことをおすすめします。

パンタイホスピタルクアラルンプール

パンタイホスピタルクアラルンプールは、クアラルンプールにある総合病院で、専門医は予約制、救急外来は24時間対応しています。

LRT線Kerinchi駅から徒歩で約10分、タクシーで約5分の場所に位置します。

医療設備が充実しており、専門医による診察を受けることができ、海外旅行保険や日本の健康保険の請求が可能です。

日本語を話せるスタッフは平日8時〜17時、土曜日は8時〜13時まで常駐していますが、救急外来は日本語対応不可です。

病院周辺は渋滞が多いため、時間に余裕をもって訪問すると良いでしょう。

病院名Pantai Hospital Kuala Lumpur
診療科総合診療(内科・外科・小児科・産婦人科・皮膚科など)
住所No.8,Jalan Bukit Pantai,59100,Kuala Lumpur
診察日月~日曜日

のぞみクリニック

のぞみクリニックは、日本人が多く住んでいるモントキアラ地区に位置するクリニックです。

一部の祝日を除き、毎日診療しています。

子供から妊婦さんの産前・産後のケア、糖尿病や高血圧などの成人病なども診てもらえる、総合診療のクリニックです。

のぞみクリニックのホームページは日本語でも見ることができ、女医さんがいるクリニックで安心できそうです。

病院名のぞみクリニック
診療科小児科・婦人科・アレルギー科・内科・小児 妊婦検診・眼科・耳鼻科・予防接種・健康診断・血液検査
住所A1-9-3,9th Floor,Arcoris BusinessSuite,10 Jalan Kiara,Mont Kiara,50480KL
診察日月~日/一部の祝日のみ休診

ジャパンメディケア

ジャパンメディケアは、クアラルンプールのバンサーに位置するクリニックです。

日本語を話せるスタッフが常駐しており、日本の健康保険や海外旅行の請求も可能です。

また、健康診断では、診断結果を日本語で説明してもらえます。

無料のバレットパーキングの利用が可能です。

病院名Japan Medicare Center
診療科一般内科・小児科・皮膚科・眼科・整形外科・健康診断・婦人科・予防接種など
住所107&109,Jalan Maarof,Bangsar,5900,kuala Lumpur
診察日月~土曜日

まとめ|マレーシアの病院・小児科

この記事では、マレーシアの病院・小児科や医療について紹介してきました。

海外の町で万が一、けがをしたり病気になった時、日本人でも安心して利用できる医療機関があるということを事前に知っておくことで、渡航を決めるひとつのきっかけとなるのではないでしょうか。

また、海外での病院受診は高額な医療費がかかってしまうのではないかと心配になりますが、医療保険を上手に活用することで、もしものときの医療費に備えることができます。

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