マレーシア移住の物件の選び方とは?家族・一人暮らし別にご紹介

マレーシア移住の物件の選び方とは?家族・一人暮らし別にご紹介

マレーシアへの移住を検討している方にとって、最も重要な課題の一つが住まい選びです。どんなエリアに住むのか、どのタイプの物件が自分のライフスタイルに合っているのかを見極めて物件を選ぶことは、快適な生活を送るための鍵となります。

本記事では、家族向けと一人暮らし向けの物件選びのポイントを詳しく解説し、マレーシアでの新生活をスムーズにスタートできるようお手伝いします。

物件タイプや家賃相場、各エリアの特徴まで幅広く紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

マレーシアの主な物件タイプ

マレーシアの国旗と家のカギ

マレーシアでは、さまざまな住居タイプが選べるのが魅力です。

ライフスタイルや家族構成に応じて、自分に合った物件を選びましょう。

コンドミニアム(Condominium)

コンドミニアムは、マレーシアで最も人気がある住宅タイプです。
高層マンションで、セキュリティや共用施設が充実しています。

多くの物件にプール、ジム、プレイグラウンド、バーベキューエリアなどが備わっており、ファミリー層から単身者まで幅広いニーズに対応しています。

アパートメント(Apartment)

アパートメントは、コンドミニアムに比べて設備やセキュリティがややシンプルな物件のため、その分家賃は比較的リーズナブルな傾向があります。

また、地元の人々にも人気があり、交通の便が良いエリアに多く見られるのも特徴です。

テラスハウス(Terrace House)

テラスハウスは、一戸建てに近い感覚で暮らせるのが特徴です。

2階建て以上の建物が多く、プライベートな空間を重視したい方や、子育て世帯におすすめです。

住宅街の中に並ぶように建てられており、庭付きの物件もあります。

どのタイプも「家具付き(Fully Furnished)」の物件が主流で、洗濯機・冷蔵庫・ベッド・ソファ・ダイニングセットなどが備え付けられています。引っ越しの手間が少ないのも、マレーシア物件の大きな魅力といえるでしょう。

マレーシアの家賃の目安

マレーシアの街並み

マレーシアの家賃相場は、エリアや物件のタイプ、築年数、設備などによって大きく変動します。

以下に代表的な都市やエリアごとの目安をまとめました。

物件タイプKL中心部(KLL)郊外(モントキアラ・スバンジャヤなど)
コンドミニアムRM4,000〜8,000(約13万〜27万円)RM2,500〜4,500(約8万〜15万円)
スタジオタイプ(1人暮らし向け)RM2,000〜3,500(約6.5万〜11万円)
テラスハウスRM3,000〜6,000(約10万〜20万円)
アポートメントRM1,500〜3,000(約5万〜10万円)

クアラルンプール中心部のコンドミニアムの家賃は月RM4,000〜8,000(約13万〜27万円)程度で、一人暮らし向けのスタジオタイプはRM2,000〜3,500(約6万5千〜11万円)程度です。

一方で、郊外エリアでは、同じタイプのコンドミニアムでも比較的リーズナブルに、月RM2,500〜4,500(約8万〜15万円)で借りることが可能です。

家族向けの物件には、コンドミニアムだけでなく、郊外のテラスハウスやアパートメントも選択肢に加えることで、家賃を抑えられます。

また、多くの物件は家具・家電付きで、管理費も含まれていることが多いですが、水道代や電気代、インターネット代は別途必要になる場合があるため、契約前に詳細を確認しておくと安心です。

【家族向け】マレーシアの物件の選び方

マレーシアのビル

家族でマレーシアに移住する際には、住環境の質が生活の満足度に直結します。

特に、子どもの教育環境や治安、生活利便性、そして住まいの広さや設備など、複数の観点から物件を検討する必要があるでしょう。

ここでは、家族で快適に暮らすために押さえておきたいポイントを詳しく解説します。

エリア選び

エリア選びにおいては、治安が良く、生活に必要な施設が充実している場所を選ぶことが重要です。

例えば、モントキアラ(Mont Kiara)やバンサー(Bangsar)などのエリアは、外国人の居住者が多く、インターナショナルスクールや病院、ショッピングモールなどが近くにあるため、非常に便利です。

生活インフラが整っているだけでなく、落ち着いた住宅街の中にも広々としたコンドミニアムが多く、家族連れに非常に人気です。

学校へのアクセス

学校へのアクセスも家族向け物件選びの大きなポイントです。

マレーシアにはインターナショナルスクールや日本人学校が多くあり、学校へ通学しやすい物件を選ぶことが重要です。

通学時間が長くなることを避けるために、通学距離が短く、スクールバスのサービスが提供されている物件を選ぶといいでしょう。

セキュリティと共用施設

家族全員が安心して暮らせるように、24時間警備体制が整った物件を選ぶことが大切です。

また、オートロックや監視カメラの設置など、セキュリティ面がしっかりしているかは事前に確認しましょう。

共用施設としては、子どもが遊べるプレイグラウンドや、家族で楽しめるプール、BBQエリアなどがある物件が理想的です。
施設が整っていると、家族間のコミュニケーションが自然と増え、より楽しい生活が送れます。

広さと間取り

家族向けの物件選びにおいては、広さと間取りも非常に重要です。

3LDK以上の広さがある物件を選ぶことで、各自のプライバシーを確保しながら、共用スペースで家族一緒に快適に過ごせます。

広々としたリビングルームや、使い勝手の良いキッチンが備わっている物件は特に人気です。

また、十分な収納スペースがあることで、家族の荷物が整理しやすく、生活が快適になります。

【一人暮らし向け】マレーシアの物件の選び方

マレーシアの眺め

一人暮らしでマレーシアに移住する場合、物件選びは「暮らしやすさ」と「コストのバランス」が大切なポイントです。

社会人か学生か、また男女別でも重視すべき点が異なります。
ここでは、一人暮らし向けにおすすめのエリアや物件タイプ、防犯対策まで、具体的に解説していきます。

エリア選び

一人暮らし向けの物件選びでは、まずエリア選びが重要です。
特に、KL中心部(KLCC、ブキビンタンなど)は、交通の便が良く、ショッピングモールや飲食店、カフェが近くにあり、便利な生活が送れるエリアです。

社会人や学生に人気があり、通勤や通学の時間を短縮できる点が大きなメリットです。

その他にも、スバンやペタリンジャヤ(PJ)などの郊外エリアも、家賃が比較的リーズナブルで、落ち着いた環境の中で一人暮らしを楽しめます。

どのエリアを選ぶかは、通勤や通学の時間、生活費のバランスを考慮して決定しましょう。

物件タイプ

物件タイプとしては、スタジオタイプや1LDK(1ベッドルーム+リビング)の物件が一人暮らしには最適です。コンパクトで、生活に必要な空間を効率よく活用できます。

マレーシアでは、家具付き物件が一般的で、初期費用を抑えてすぐに生活を始められる点も便利です。

できる限りコストを抑えたい場合は、スタジオタイプの物件を選択するといいでしょう。

コスト重視か利便性重視か

コスト重視か利便性重視か、どちらを優先するかも重要なポイントです。

利便性を重視するなら、やはり中心部のエリアが便利ですが、家賃は高めになる傾向があります。

一方、少し郊外に足を伸ばすことで、同じ予算でも広めの物件を選べる場合があります。
通勤や通学に時間がかかっても、広い部屋や設備の整った物件を選べるので、自分のライフスタイルに合わせて選択するといいでしょう。

女性の一人暮らしの注意点

女性の一人暮らしの場合、セキュリティの面には特に注意が必要です。

24時間警備やオートロックが完備されている物件を選ぶことで、安心して生活できます。
また、監視カメラが設置されている物件や、敷地内に管理人が常駐している物件も、より安心感を高められます。

物件周辺の治安も大切なポイントなので、事前に近隣の状況を確認しておくことが大切です。

マレーシアの物件に入居するには? 基本的な流れを紹介

不動産交渉

家探しが終わったら、次に気になるのは「どうやって入居するのか」という点です。

ここでは、マレーシアでの一般的な入居の流れを簡単にご紹介します。

1.不動産エージェントを通じて内見・交渉

気になる物件が見つかったら、まずはエージェントに連絡して内見を申し込みます。
エージェントはオーナーとのやりとりも代行してくれるため、言語面のサポートにもなります。
家賃や設備、契約条件の交渉もこのタイミングで行いましょう。

2.契約書の確認・締結

契約書(Tenancy Agreement)は英語で作成されるのが一般的です。内容をしっかり確認し、わからない部分があれば遠慮せずにエージェントや通訳に確認をしましょう。

契約期間は1〜2年が多く、契約時には以下のような費用が発生します。

  • デポジット(家賃の1〜2か月分)
  • ユーティリティデポジット(水道・電気などの保証金)
  • 初月分の家賃

契約時の費用の準備も整えておきましょう。

3.初期費用の支払いと入居

契約書にサインし、初期費用を支払うと、鍵の引き渡しが行われます。家具付き物件が多いため、荷物が少なくてもすぐに生活をスタートできるケースも多く、移住者にはありがたいポイントです。

入居までの流れを一通り押さえておけば、実際の手続きもスムーズに進みます。初めての移住に不安がある方は、不動産エージェントを活用することで、言語や契約に関する不安も軽減できるでしょう。

マレーシア移住の物件の選び方とは?|まとめ

家族向け、一人暮らし向けの物件選びは、生活の良し悪しに大きく影響します。エリア、設備、契約内容などをしっかりと確認し、最適な物件を見つけることが大切です。

心配な方は、プロのサポートを受けることで、物件選びの不安を解消し、快適な生活を送る準備が整えられます。マレーシアでの新生活が素晴らしいものになるよう、慎重に物件選びを進めましょう。

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